思い出写真

思い出写真って? 人は誰でもいつの日かお亡くなりになります
それは必ずしも年齢順でもなければ、唐突なことだってあります
昨今では一定の年齢以上になられた方が終活と称してご自分がお亡くなりになった後ご家族様がお困りにならないようにご準備をされる場合があります
その中でご自分の遺影写真をご準備している方がどのくらい、いらっしゃるでしょうか
多くの場合、子供の頃の写真はあっても、歳を重ねるごとに写真って撮らなくなる方が多くはないですか
いざ、ご葬儀となったとき、写真がないと慌てるという話もよく耳にします
今は、技術も発達して、集合写真から抜き出して、お洋服も別のものに替えて、どんなことだって出来るから大丈夫!でしょうか?

私が「遺影写真」をはじめて意識したのは、もう20年以上前の事です。タレントのいかりや長介さんのご葬儀の様子をTVで拝見したときでした。
イメージとしてはコメディアン、晩年は俳優さんととらえていたのですが、そのご遺影を見た瞬間「ああ、この方はミュージシャンだったんだ」と。
とても渋いそのお写真はかっこよく私の胸の残り、「遺影写真って大事だなあ」と強く印象づけられました。
自分が「なにもの」であったか、どう生きたか、はご自分で表現したくないですか

数年前、私の母は、71歳で、癌でなくなりました。病気が分ったすぐ後に父とお互いに遺影写真を撮りました。私が、母の髪をカットして、「どの服にする?」なんていいながら、努めて明るく撮影しました。

母の死後、数年経ったとき、ふと父が写真を見て言いました。「なんか、さみしそうやろう」
母は撮影したとき、自分の余命を分っていました。そんな中で撮影したその写真は他の方が見ても何も思わない写真です。でも、家族はずっとこのときの母の心情を思います。このとき、母はどんな気持ちだったか
遺影写真はご自分のためであるとともにご自分の大切な方のためでもあると思うのです
家族はずっとその写真を見る度、撮影したその時を思い出します

楽しかった思い出を残したい。
遺影写真は写真そのものとその背景にある思い出が商品です
お気に入りのお洋服を着て、タンスにしまっておいた一張羅、この際出してきましょう!
どんなにAIが発達しても自分を表現できるのは自分でしかない
遺影写真なんて縁起でもない!ですか?
遺影写真は更新していくものだと考えます
40歳で撮った写真を90歳のご葬儀に拝見しても多くの参列者が二度見をするかもしれません
ご自身のお気に入りの写真はセカンドフォトとしてご覧いただいて、なるべく近しい撮影時の中からお気に入りのものをセレクトしておくことをお薦めします
1年に一回でも、数年に1度でも何かの節目に撮っておきませんか
だって人は必ずいなくなるのだから
「私はこれよ」ってお元気な1枚を更新していきましょう

料金表
(税込)

撮影料

¥3,300 

ヘアーセット

¥3,000 

メイク

¥2,000 

ヘアー・メイク

¥4,000 

着付け

¥5,500~

セレクト3データ

¥3,300 

全データ(150カットまで)

¥9,000 

思い出写真セット
(A4サイズ1枚、2Lサイズ2枚プリント付、撮影料込)

¥11,000